10月2日より、銀座のGALLERY ART POINTにて開催されるグループ展に参加させていただきます。 今のところ、初日は夕方頃まで在廊予定です。 お越しいただけたら嬉しいです。
2017.10.2(mon) - 10.7(sat)
Imaginaire 2017
■開催主旨
フランスの精神分析家ラカンは、人間の主体性を「象徴界」「 想像界」「現実界」の3つの領界で捉えました。 象徴界は幼児が想像界から半ば強制的に移行する“言語の領域”、 想像界(imaginaire)は“イメージや空想の領域“、 現実界は想像界のイメージを象徴化することのできない“ 言語の外側に存在する領域“です。
本展覧会では3界のうち、人間が自我を獲得する前の段階である「 想像界」にフォーカスを当てます。
想像界という領域は、 私たちの誰もが幼児期に体験しているにもかかわらず、 自我を獲得する以前の世界ですから、 思慮したり創造するほかありません。そうした行為において、 文学や絵画との親和性は比較的高いといえるでしょう。 とりわけ絵画においては、 イメージの解放運動と称されたシュルレアリスム(超現実主義) での夢世界を筆頭に、空想画や心象風景など、 時代を問わず多くの作品の発想の源として重宝されてきました。
本展覧会はimaginaire=創造的なものと定義し、 作家各人が描くその豊穣なる創造世界を展観します。 想像性豊かな実力派アーティストの作品を提示することで、 人々の無限ともいえる想像/ 創造力を喚起できればと考えています。また、 多忙な日常生活からしばし離れ、 空想や夢の世界をご堪能いただく機会となれば幸いです。
フランスの精神分析家ラカンは、人間の主体性を「象徴界」「
本展覧会では3界のうち、人間が自我を獲得する前の段階である「
想像界という領域は、
本展覧会はimaginaire=創造的なものと定義し、
梅ノ木びの そめやじゅん
榎本マリコ 松本亮平
かとうゆず 山形潔香
きたのいまぎ 吉澤葵
12:30-19:30 (最終日は17:00までとなります。)
GALLERY ART POINT
104-0061 東京都中央区銀座8-11-13 エリザベスビルB1
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